明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
ドウモ、艶(えん)です。
今年も、ATSラブで行く所存です。
是非、今年も一緒に踊ってくださる方、大歓迎です(*^_^*)
ATSのレッスンやWSへ行かれた方はご存知かと思いますが、レッスンなどの始まりに、グラティチュード メディテーションGratitude meditation(Puja-プジャ-とも呼ばれていました)を行うのを体験した事があるかと思います。
祈りのような、ちょっとした儀式のような、あの動き。
今回は、そのMoving Meditationとは?を綴っていきたいと思います。
Gratitude Meditaion(Puja)
FCBDディレクター、キャロリーナが行っている動画がコチラ↓
(これは、レクチャーDVDの映像ですね)
動作を大きく分けると、2パートに分けられます。
立って行う動作の部分と、しゃがんだ状態で行う動作の部分です。
動作の順番
1.両手の掌を上に向けた状態で両腕を上に上げ、天井を仰ぐ
2.その両手をそれぞれ体の両脇に向かって開いて、胸の前で両掌が下に向くように置く(ちょうど、自分の目の前の胸の高さのカウンターに両手を置いているような)
3.右掌を内側から返し天井へ向け、前から右スペースに開いていって、肘が伸びきらず、かつ最初の位置より下がらない所で、手首を返して胸の中心に戻す
4.左手で同じように3.を繰り返す
5.手首同士が引きあうように身体の前面を通って頭の上で左手が前、右手が後ろ(内側の手首部分が)に来るように両手首をつける(左手外側の手首部分と右手内側の手首部分がつく)
6.ロータスフラワーの動作を1回頭上で行い、両手を自分の両脇へ下しながら、しゃがむ(この時の足は、どちらが前でもいいそうですが、つい、フォロワーの性かリーダーに合わせてしまいますよね)
7.6.でしゃがんだ状態が、大地に手を当てて頭を少し下へ傾けているポーズ
8.両手首を引き上げてきて、自分の耳の近くへ置く
9.また、両手を大地へ向ける動作を繰り返し、7.と同じポーズをとる
10.両手を引き上げてきて、自分の顔の前で合掌を作り、そのまま胸の前へ下してきて、両掌が下を向いた、2.の最後のポーズをとる
11.3.4.のアームの動きを、しゃがんだまま繰り返す
12.両手を身体の前面両側から開いて頭上に持って行きながら、立つ
13.そのまま頭上で合掌をつくり、胸の前までおろす
そして、この動きをただなぞるだけでも勿論、自分のダンスモードへの切り替えのスイッチに十分になりますが、各動きの意味を知ると、また、いつでも新鮮な気持ちで始められるかもしれません。
堅苦しくこうしなさいこう思いなさい!というものではなく、それぞれの動作にそういった願いが込められているのだな~、という事と、自分の中での日常との切り替えのスイッチとして、是非一緒に行って参りましょう。
1.~2.の動作の中では、自分の普段の日常の、しがらみや役目など色々をそっと脇に置いて、踊る場所に立っている今の自分から切り離します。
そうして、ダンスモードに自分を切り替えて、多くの事を吸収してやろう!という集中力と心意気でもって臨む、心の準備をします。
同時に、踊れる事、それをサポートしてくれる全て、その大事な時間に対しての感謝の気持ちを再確認します。
3.4.の動作では、自分たちの踊るスペース、もっと大きく自分が存在している空間というもの全てに気づく事と、感謝をする事
5.6.のロータスフラワー(蓮の花)は、世界中の神話の中でも重要な意味合いをもつ花です。泥水の中で育ち、日の出とともに花を開く、その純真さなどを象徴して、真っ新な気持ちで自分と踊りに向き合うような。
(エジプト…太陽の象徴、創造と再生など。 インド…豊かさ、知識など)
6.7.の大地に触れる動作は、自分が踊る場所、人間が立つ大地、命の源の大地に感謝をする事
8.音楽を聴く耳、誰かの言葉も最後までしっかりと聴き取る心
10.額の前での合掌…先生や、師に対する感謝
10.胸の前での合掌…自分が今ここに在るという事で、先祖への感謝
11.再び両手を交互に開く動作は、一緒に踊る仲間、観る事で時間を共有しようとしてくださるお客様への感謝
12.13.そういった、もしかしたら自分の中で「当たり前」になっている事へ、また当たり前とできていることへ感謝しながら、心を整えます
本当に、言われるまでもなく、こうして踊っていられる事、その時間を自分へ与えていられる事(英語で現在は:present。そのままのすんばらしい意味ですねぇ)、それを許して受け入れてくれる全てのもの、一緒に踊ってくれる仲間達、等々…感謝しかありません。
いつでも、素直な心のまま、踊っていられたらこの上なく幸せですね。
Love&eNjoy
~艶~