先日のハロウィンハフラで、素敵な写真を撮影してくださったカメラマンの伊藤さんが、お亡くなりになりました。
突然の訃報に、ただただ驚くばかりで…。
ご家族にとっては、少しずつ迫ってくる時間だったのだろうと思います。
心よりお悔やみ申し上げます。
伊藤さんとは、Jamila Mikaちゃん、久美さんのベリーダンサーお二人が主催するFallasha Aniikaというイベントに出演させていただいた際にお会いしました。
出来上がった写真に感動してお礼のご連絡をしたら、私のブログまでご覧になってくださって、イメージと合うといいのだけれどと、どこまでも真摯に被写体に向き合ってくださり、作品に拘っておられました。
さらには、こんな加工をしてみたよと、その遊び心や、新しい事へ向かうものすごい向上心を受け、好きな事をプロとして仕事にする理想を、垣間見せてくださいました。
たった2ヵ月前にイベントでお会いできた際には、いつもの素敵な笑顔で、最高を捉えようとその姿勢も変わらず、その溢れる熱意に、また来年も是非ご一緒できればいいなと思っていました。
今回も、お声掛けをした時点で他のご予定があったにも関わらず、貴方がやるなら絶対に素敵なイベントだろうから、時間を作りますねと仰っていただいて。
半ば無理やりに優先していただけて、実現しました。
そして今回も、本当に本当に愛に溢れた素敵な作品ばかりが届きました。
出演者全員が、もれなく最高の笑顔。
やり取りの中でも、お忙しい中で、小さな事でもけして妥協せずに、仕上げてくださいました。
心から尊敬できる、愛に溢れた方でした。
今は、お決まりのフレーズのように使われるご冥福を…という言葉も、きっとあの世で色々…のような自由な死後の想像なんかができるような、何かに当て嵌められないような気持ちで、何を書いているのか書きたいのか、言葉が見つかりません。
ただ、もうあの笑顔にお会いできないのだというのが、切なくて悲しいです。
個人的に、「わーい!写真撮って撮ってー!」って駆け寄りたくなるような、本当に勝手に、親戚のおじいちゃんのような気持ちで、お会いできると嬉しくて。
一緒に撮った写真が残っていない事だけ、ちょっと寂しい気持ちです。
伊藤さんが撮ってくださった写真達が、それぞれのダンサーさんの元に残ること、そういう誰かの中に残せるものがあるって、本当に素敵な事だと思います。
幸せを運ぶ仕事だなと。
誰かの時間を切り取って、その瞬間の今、を過去から届く手紙のように未来へ届ける。
お会いできて、嬉しかったです。
ありがとうございました。
数回しかお会いしてないにも関わらず、大好き!と素直に言えるそのお人柄。
写真にそのまま出ています。
最後が安らかなものであった事を祈ります。
Love&eNjoy
~艶~